タックマンモデル
組織(チーム)をつくることの基本は、「1人ではできないことを達成する」ことにあります。
ところが、それぞれの人が持っている考え方や価値観が違うため、メンバーが集まった当初の段階から、すぐに効果的なチームにはなりません。
チーム結成当初は、お互いの人となりを知り、関係を気づいていく形成期(Forming)となります。
そこから、メンバーの考え方や感情がぶつかって対立する混乱期(Storming)をむかえます。
それを乗り越えると、共通の規範や役割分担ができあがっていく統一期(Norming)となります。
そして最後に、組織(チーム)として成果を生み出す機能期(Performing)へと至ります。
これが、考案者の名前を冠して、「タックマンモデル」と言われているものです。
このプロセスの移行を加速し、できるだけ早く活性化した組織(チーム)をつくるための活動がチーム・ビルディングです。
そのための最大のポイントは、「混乱期をいかに乗り越えるか」にあります。
組織(チーム)にとって、適度な(建設的な)葛藤は不可欠であり、それを回避したり、安易に妥協してしまうと、後でかえってことを大きくしたり、不完全燃焼に終わってしまうことになりかねません。
もちろん、強い者が弱い者をねじ伏せればしこりが残ります。粘り強く話し合うなかで、「WIN―WIN」の関係にもっていくことが重要です。
2015/10/23
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