FABE(ファーブ)で商品を説明する
「FABE(ファーブ)」とは、以下の4項目のことで、小生はこれを「セールスポイントの4兄弟」と呼んでいます。
■Feature(特徴)
商品やサービスの客観的な特徴(事実)(※安い、軽い等の価値判断を入れないこと)
・材質 ・重量 ・サイズ ・色 ・機構(方式) ・価格 ・オプション 等
100円ライターの事例 「透明のプラスチックでできています」
■Advantage(優位性、機能)
・競合に対して優位な点 ・特徴がもたらす機能(競合がない場合)
100円ライターの事例 「中が透けて見えます」
■Benefit(メリット、効用)
・顧客が得られるメリットや利便性
100円ライターの事例 「ガスの残量が分かります」
■Evidence(証拠・事例)
・他社事例 ・権威ある人の発言や有力な媒体に掲載された記事
100円ライターの事例 「すべての愛煙家が持っています」
通常の商談では、原則としてはこの順番(FABE)で話します。
ただし、ネットショップの世界では、見せるだけとなりますので、この「FABE」を変形した、「BEAF(ビーフ)の法則」が有効とされています。
掲載順序 | 掲載内容 |
1.Benefit:購入メリット | 商品利用シーン、魅力的な写真など |
2.Evidence:証拠 | 売上ランキング、「お客様の声」など |
3.Advantage:優位性 | 品質、価格などの優位性をアピール |
4.Feature:特徴 | サイズ、賞味期限、内容量、素材、成分など |
どちらも効果が実証済みの手法ですので、実務の参考にしていただきたいと思います。
2015/07/19
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