新事業・新商品開発の重要性
現在、日本には約385万社の中小企業があります。黒字の会社が約3割で、約7割は赤字と言われています。
約3割の黒字企業といえども、かろうじて赤字を免れているのが実状で、継続的に利益を出しているところは約1割程度と思われます。
既存事業での成長発展が望めない場合には、「新事業・新商品開発」に取り組まざるを得ません。
小生は経営コンサルタントになって30年になりますが、支援したクライアントさんの中にも倒産や廃業に追い込まれた企業が数社あります。どの企業にも輝いていた過去はありました。しかしながら、最終的には、「環境の変化に適応」できず、残念な結果となってしまいました。いかなる企業も、経営の本質においては、「環境適応業」です。環境はたえず変化していますから、企業もたえず変わり続けなければなりません。
小生は、「新事業・新商品開発」を考える場合、一番難しいのは、経営者や実権を持つ経営幹部の「心のあり方」だと思っています。つまり、「不退転の覚悟」があるかどうかが成否を決めると思っています。
「問題解決」の分野での名言に、「問題が何か分かれば半分解けたも同然である」というのがありますが、「新事業・新商品開発」の世界も同様で、「不退転の覚悟があれば半分成功したも同然である」と思っています。
2015/08/18
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