PM理論
日本の社会心理学者であった三隅二不二が1966年に提唱したPM理論では、リーダーシップは「課題達成」P(Performance)機能と「組織維持」M(Maintenance)機能の2つの能力要素で構成されるとし、以下の4つのタイプに分けています。
≪PM型≫(P・Mともに高い)
■目標を明確に示し、成果を上げられるとともに集団をまとめる力もある理想型。
職場の風土は「活き活き」としている。
≪Pm型≫(Pが大きく・Mが小さい)
■目標を明確に示し、成果を上げるが、集団をまとめる力が弱い。
人望がなく、職場の風土は「ギスギス」としている。
≪pM型≫(Pが小さく、Mが大きい)
■集団をまとめる力はあるが、成果を上げる力が弱い。
人望はあるが、仕事に甘く、職場の風土は「仲良しクラブ」。
≪pm型≫(Pが小さく、Mも小さい)
■成果を上げる力も集団をまとめる力も弱い、「リーダー失格」タイプ。
職場の風土は「ダラダラ」としている。
リーダーシップ理論には、この外に「マネジリアル・グリッド」や「状況適合リーダーシップ」等がありますが、実務上は、この「PM理論」だけ押さえておけばよいと思います。(小生もそうしています)
2015/09/04
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