株式会社テレメディカ | マネージメントオフィス桜田
ECサイトについて

株式会社テレメディカ

神奈川県の川崎市に、株式会社テレメディカという会社があります。

同社は、薬剤師であり、大手製薬会社出身の藤木社長が2012年に設立した会社であり、薬剤師向けに「フィジカルアセスメント(PA)の研修をネット上で行うVPA「バーチャル・フィジカルアセスメント(VPA)」のeラーニング事業を展開しています。

フィジカルアセスメント(PA)」とは、聴診・打診・触診など、患者の身体に触れて、症状の把握や異常の早期発見につなげる行為の総称で、日本語では「身体診察技法」と言われています。

従来は専ら医師が関わるものでしたが、最近では、薬の副作用のチェックなどのために、薬剤師もこの「フィジカルアセスメント(PA)」に取り組むようになってきています。

この流れから、現在は薬の処方権(処方箋を書く権利)は医師だけが持っていますが、将来的には、薬剤師が処方に影響を及ぼしていくことが予測されます。

同社では、当面は、「潜在顧客となる薬剤師とのネットワークを強化したい」というニーズを持つ製薬会社に対して、「薬剤師のPA研修」に取り入れてもらうという方針でいます。

薬剤師のPA研修」が求められるもう1つの背景には、薬剤師法の改正(2004年)があります。

以前の4年制から6年制へと2年間の延長がなされ、4年制ではなかったPA研修も実施されています。「バーチャル・フィジカルアセスメント(VPA)」には、そうした教育現場に生じたギャップを埋めるために開発したという側面もあります。

このシステムは目下テスト配信中ですが、「大手製薬会社やチェーン薬局から上々の評価を得ている」とのことです。

小生が考えたこの会社(サイト)の成功要因は以下の通りです。

■製薬会社や薬剤師の現場最前線に精通していた

■時代の流れを先取りしている(在宅医療の広がり、薬剤師の職務の拡大)

■従来の実地研修の難点を解消した(会場への移動、繰り返し受講等)

大学とのコラボでシステムの信頼性を高めた

テスト配信でユーザーの満足度を確認している

小生は、この会社(サイト)の戦略は、当面、「ブルーオーシャン戦略」になるとみています。