有限会社瑞穂
広島県の安芸郡熊野町に有限会社瑞穂という会社があります。設立は1980年で、2000年までは主に化粧筆や画筆等のOEM生産を行っていました。
2003年に自社商品を開発してネット販売を開始します。
年々順調に売上が伸びたので、
2008年からは海外向けモールであるJshoppersに出店して海外販売にも注力し、2010年には売上の海外比率が5%を超えています。
2014年7月からは、ブラシの新たな用途開発として、スキケアブランド「スーヴェ」の販売も開始しました。
発売間もないながら、マスコミ等に取り上げられたこともあり、すでに百貨店等の常設店舗が数店存在しています。
また海外向けモールJshoppersでも好感触が得られているとのことです。
小生が考えたこの会社(サイト)の成功要因は以下の通りです。
■BtoB(OEM)に加えて自社商品を開発してBtoCにも進出した
■熊野の地域ブランドをベースに海外販売にも注力した(Jshoppers)
■各種の支援機関(国や県)の支援策を積極的に活用した(商品開発のための資金確保)
■新たな用途開発としてスキンケア用のブラシを開発した(従来はメーキャップ用)
■商品特性である「肌触り感のよさ」を伝えるために動画も掲載して認知度を高めた
なでしこジャパンがワールドカップで金メダルを取った時、政府から副賞としてプレゼントされたのが「熊野の筆」であり、世界的にも高級ブランドとして知られています。
新商品のスキンケア用ブラシも、新しいジャンルの商品で類似品が存在しないため、注目の一品となっています。
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