FABE(ファーブ)で商品を説明する – マネージメントオフィス桜田
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FABE(ファーブ)で商品を説明する

FABE(ファーブ)」とは、以下の4項目のことで、小生はこれを「セールスポイントの4兄弟」と呼んでいます。

 

Feature(特徴)

商品やサービスの客観的な特徴(事実)(※安い、軽い等の価値判断を入れないこと)

・材質 ・重量 ・サイズ ・色 ・機構(方式) ・価格 ・オプション 等

100円ライターの事例 「透明のプラスチックでできています」

Advantage(優位性、機能)

 ・競合に対して優位な点 ・特徴がもたらす機能(競合がない場合)

100円ライターの事例 「中が透けて見えます」

Benefit(メリット、効用)

 ・顧客が得られるメリットや利便性

100円ライターの事例 「ガスの残量が分かります」

Evidence(証拠・事例)

 ・他社事例 ・権威ある人の発言や有力な媒体に掲載された記事

100円ライターの事例 「すべての愛煙家が持っています」

 

通常の商談では、原則としてはこの順番(FABE)で話します。

 

ただし、ネットショップの世界では、見せるだけとなりますので、この「FABE」を変形した、「BEAF(ビーフ)の法則」が有効とされています。

掲載順序 掲載内容
1.Benefit:購入メリット 商品利用シーン、魅力的な写真など
2.Evidence:証拠 売上ランキング、「お客様の声」など
3.Advantage:優位性 品質、価格などの優位性をアピール
4.Feature:特徴 サイズ、賞味期限、内容量、素材、成分など

 

どちらも効果が実証済みの手法ですので、実務の参考にしていただきたいと思います。

2015/07/19