守破離(しゅはり)の法則
日本古来の芸能や武道の世界で言われてきていることに「守破離(しゅはり)の法則」というのがあります。
簡単に言えば、素人の段階からプロになるまでの成長過程を表しています。
まず第1段階の「守」は、師匠に言われたことや型を「守る」ことから修行が始まります。そして、「基本」となるものを徹底的に学びます。
次に第2段階の「破」では、その型を自分に合ったよりよいものにアレンジします。つまり基本の型を「破り」、「応用」する段階です。
第3段階の「離」は、基本の型から自由に「離れ」、独自のスタイルを完成させます。言わば「独創」の世界です。
小生は、ビジネスの世界でもこの基本ステップは変わらないと思っています。上記のプロセスを一般化すれば、
■まずは先人の知恵から素直に学ぶ(真似をする)
「学ぶ」とは、「真似ぶ」からきているという説もあるくらいですから、当然ですよね。
■次に、しっくりこない部分があれば、自分流にアレンジしてみる(応用する)
■最後は、さらに完成度を高めたオリジナルを作る(独創性を発揮する)
というステップになります。
小生もこのブログや電子書籍(7冊)を通じて、さまざまな手法や理論(型)を発信しています。(今後も発信していきます)
皆さんも、使えそうだと直感したものがありましたら、この「守破離(しゅはり)の法則」に沿って、お役立ていただきたいと思います。
2015/09/25
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