マネジャーの方針書を作成する
管理者(マネジャー)に求められる役割は多方面にわたりますが、小生が最も重要視している役割は、「方針を明確に打ち出すこと」です。
トップ(上位)方針をしっかりと受け止め、具体的な施策に落とし込み、部下を巻き込んで業績を上げることが基本的なミッション(使命)と考えています。
したがって、筆者がコンサルティングを行う場合、前提としてまず管理者(マネジャー)に、「今期の基本方針」(方針書)を作成してもらいます。目標を達成するために、
- どのような方向を目指すのか(戦略)
- そのために何を行うのか(戦術)
- 具体的にどう実行するのか(戦闘)(施策)
を明文化してもらうのですが、実際にはきちんと書けない管理者(マネジャー)も大勢います。
この考え方に慣れていただくために、筆者が管理者(マネジャー)にまずアドバイスすることは、「ロジックツリーに徹底的に強くなる」ことです。
ロジックツリーには原因を究明する「WHYツリー」もありますが、方針(書)を作成する場合には、「HOWツリー」で目的を最上位に置き、「どうやって?」という視点で具体的施策を考えることがポイントになります。
2015/06/03
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